19 飯豊山(いいでさん)

19 飯豊山(いいでさん)の概要

飯豊山(いいでさん)は、飯豊山地[1]の標高2,105.1 mの山である。主峰は飯豊本山とも呼ぶ。
wikipedia

標高

2105m

コース

川入~御沢野野営場~地蔵山西ノ分岐~三国岳小屋~種蒔山~切合小屋~飯豊本山小屋(泊)~飯豊山(往復)

所要時間

1泊2日

感想

飯豊山は再チャレンジの山となりました。
私が一度登頂を試みて断念した山は東北の鳥海山、武尊山、赤石岳そして飯豊山の4座です。それぞれ理由はありますが、鳥海山は鉾立登山口の駐車場までは行きましたが悪天候のため登山そのものを断念。武尊山は残雪の中、道迷いで危険を感じ断念。(強硬な日程での弾丸登山で、かなり疲れており、周りに人気もないのに近くに人の声(?)がしたような気がしてそれについて行こうとしました。そのまま声の方向について行ってたらおそらく遭難していたかも。)そして赤石岳は塩見岳を登頂し三伏峠の山小屋で1泊した後に試みたのですが、天気予報で翌日から台風の影響が出るとのことで近くのお花畑まで行って諦めて下山。ただし諦めきれずに空木岳に登頂してから帰宅しました。
私が100名山を目指して登山したときは、1座ではなく、車中泊しながらも2座、3座と多い時には1回の山行で6座(那須岳・蔵王・吾妻山・安達太良山・磐梯山・月山)、ときには1日3座を登頂するなど効率よく登山をしてきましたが、リベンジで鳥海山を登頂し朝日岳に登頂した後に飯豊山にチャレンジしました。すでに山小屋は無人になっている時期でしたので、それなりの装備と食糧を持って2時間ほどトライしたのですが生憎の雨と連日登山の疲れと荷物の重さに心が折れてしまい、花の100名山でもある飯豊山は日を改めて再チャレンジすることとし勇気ある撤退をしました。
1年後、満を持して唯一東北で残された飯豊山に再チャレンジ。ここは虫よけも必携の山ですし、自炊が基本ですので覚悟をもってそれなりの準備をしての登山となりました。川入から車で御沢登山口まで入り、登山口からは地蔵山方面へ。地蔵山には登らずに手前の巻道を通りここでおいしい水をいただきました。峰秀水と名付けられた清水で3時間ほど登ってきたところにあるのでほんとうに癒されます。そこから三国岳小屋のある三国岳までが私にとっては大変きつかった。小屋に着くや否や重い荷物を放り投げ大休止。まだ距離的には半分ほどのところであったので本当に今日の宿泊小屋まで行けるか不安を感じましたが、ここで体力を回復させ、一歩一歩あゆみをすすめ、何とか飯豊本山小屋に到着。(この山小屋にはシーズン中は有人ですがあまり期待しない方がいいです。)翌朝、飯豊山神社に参拝したのち、飯豊山山頂へ。この頂に立つと飯豊連峰の山塊の深さを実感。連峰の最高峰は大日岳(2128M)であるので次回もし登頂する機会があれば是非この山の大きさをさらに実感するためにも2泊3日くらいで縦走してみたい。
できれば花の咲き誇るころに。