54 槍ヶ岳(やりがたけ)

54 槍ヶ岳(やりがたけ)の概要

槍ヶ岳(やりがたけ)は、飛騨山脈(北アルプス)南部にある標高3,180mの山である。山域は中部山岳国立公園に指定されており、日本で5番目に高い山である。長野県松本市・大町市・岐阜県高山市の境界にある。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されている。通称「槍」。
wikipedia

標高

3180m

コース

上高地バスターミナル-徳沢ロッジ-横尾山荘-槍沢ロッジ-水俣乗越分岐-
槍ヶ岳山荘(泊)-槍ヶ岳-槍ヶ岳山荘-大喰岳(3101M)-中岳(3084M)-南岳(3038M)-南岳小屋-(南岳新道)-槍平小屋-新穂高温泉

所要時間

1泊2日(ハード) 歩行時間20時間30分(休憩含む)

コメント

下山のことも考え、平湯のあかんだな駐車場に車を駐車し、朝一番のバスで10月中旬秋深まる上高地へ。全国津々浦々山登りをしてきた私にとって初めての上高地入りであり、上高地に一歩足を踏み入れた瞬間、なぜもっとはやくこの場所に来なかったのかと感じたくらい今でも強く心に残っています。(上高地は山登りではなくゆっくり過ごしてみたいです。)

上高地バスターミナルを出発し徳澤ロッジ、横尾山荘、槍沢ロッジまで約3時間。かなり快調に歩いてきましたが、そこから槍ヶ岳山荘までは、登っては休み、休んでは登りと高度が上がるにつけ、足取りも重く、寒さと徹夜運転の疲労もあいまって日没するのではないかと思うくらいのペースで槍ヶ岳山荘に着いたのは午後4時過ぎ。山荘でチェックインし、ストーブで暖をとりながら持参したワンカップ酒を温めて夕食までの間に体調を整えました。翌朝、体調も回復し山荘の窓から日の出を眺め、鎖場とはしごを利用しながら30分かけて槍ヶ岳山頂へ。(とんがりコーンを持って登らなかったのは悔やまれましたが、2年後に表銀座を縦走したときには定番のとんがりコーンと記念撮影。またの機会に表銀座縦走編パート①、②を掲載します。)
山頂で絶景を堪能した後、山荘に戻り、今回第二の目的である3000M峰への挑戦。尾根沿いに大喰岳(3101M)、中岳(3084M)、南岳(3038M)を慎重に踏破し、南岳山荘から南岳新道を下山。ここから槍平小屋を経て新穂高温泉までの道のりがかなり長く感じられ、足にきましたが100名山1座、3000M峰4座(槍ヶ岳含む)を登頂した喜びは2012年の最高の登山となりました。


午前6時すぎ 上高地バスターミナル出発


さると遭遇


徳澤ロッジ到着


横尾山荘


午後4時過ぎ 槍ヶ岳山荘到着。 ほんとにしんどかったです!


翌日 槍ヶ岳山荘にて  今日の天気は期待できます!


ついに槍ヶ岳登頂! ~快晴! 絶景!~


槍ヶ岳を背に。 いまから尾根沿いを縦走します!


3000M峰 大喰岳


続いて3000M峰 中岳


最後に3000M峰 南岳  ~穂高岳連峰を借景~。


無事下山


翌々日は上高地に入り秋を満喫。